
インプラント治療
インプラント治療とは?
失われた歯の顎の骨に人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を固定することで、噛む機能を回復させる治療法です。
安定感があり、ほぼ天然の歯と同じように噛むことができるので「第2の永久歯」と呼ばれています。
入れ歯とインプラントの比較
顎の骨と人工歯根(インプラント)が直接結び付くので、他の歯に負担をかけることはありません。
またインプラントは歯茎と形が合わなくなることが少ないため、耐久性が抜群です。
神経の通ってない人工物であるのは共通点ですので、治療後も定期検診が必要です。
インプラントの構造

インプラント治療の流れ
- 1次手術(インプラント体の埋入)
- インプラント(人工歯根)部分だけを顎の骨の中へ手術で埋め込みます。
- 2次手術(支台の装着)
- インプラント体が顎の骨に固定されたら(およそ6~12ヶ月)、インプラントの上に人工の歯の土台となる部分(支台部)を取り付けます。
- 人工の歯の装着
- 支台の上に人工の歯を装着します。
以上が一般的な流れです。
診察と検査により患者さま1人ひとりに最適な手順・手術の方法を説明(インフォームド・コンセント)いたします。
より正確な診断のために(歯科用CT装置)
インプラント治療は診査・診断と治療計画が大切です。
そのためには従来のパノラマ写真に替えて正確に顎の状態を撮影できる3DCTが不可欠です。
当院では、歯科用CTを用いた診査・診断と治療計画を行っています。

CTの特徴
FOV(視界角)切替機能
治療目的に合わせ最適な撮影範囲(解像度)を設定でき、正確なCT画像診断が可能です。
低被ばく撮影
撮影範囲の最適化により、低被ばくでのCT撮影が可能です。CT撮影の適用範囲が広がります。
医療機関認証番号
CB MercuRay 21400BZZ00116000 歯顎顔面用コーンビームX線CT装置
インプラント治療にかかる費用
現在、インプラント治療に社会保険は適用されておりません。
しかし医療控除制度の対象ですので、場合によってはかなりの控除額になります。
インプラントをするために、事前治療が必要な場合もあります。
患者さまのお口の症状により、費用は変動します。